さて、新しいカメラに慣れる旅の二日目です。
朝食前に街並みを撮影
キリっとした画像で好きではあるんですが、
上の写真の後ろの方の建物が、下の写真の椅子くらいのボケみになって欲しい。
被写体が近ければ良い感じに背景がボケますね。
風景写真にはボケ過ぎですけど、クローズアップ撮影なら良い感じです。
下の写真だと、そもそも構図が奥行きを持ってるんですが、なぜだろう?奥行きを感じられないですよね?
でも、それ以前に奥行きを感じたい構図で写真撮ることって少ないんですよね。
どちらかというと、下の写真のように、紙コップの質感や表面の汚れがキレイに撮れてることの方が嬉しいですね。
で、せっかく付いてきた光学望遠を試してみたんですが、200mmの望遠で鮮明に撮影できるほど地球の大気って透き通ってないんですよね。特に市街地なんて遠くの被写体なんて霧の向こうですよ。霧じゃなくスモッグですが。
M6にして気になったもう一つの点は、物の質感の表現力がM2に比べると弱くなったように感じます。石とか木とか金属の質感がキレイに表現されるだけでも写真の奥行き感が変わるんで残念です。レンズが明るくて操作性がM6の機種が出たら買っちゃうかも。
カメラを変えても自分の撮影の技術は変わらないので、こういう写真を撮影するのが苦手です。空が明るすぎて、手前の被写体は殆どシャドウです。
本当に撮りたかったのは、下のような写真です。ま、現像ソフトとかレタッチソフトで何とかなる時代なので随分と助かりますね。
そんなこともあるので、やっぱり物の質感とか鮮明さを重視した方が良いのかも。
ま、それ以前に写真を作品としてフレーミングできるかの方が重要なんでしょうけど、それはセンスと言って店じゃ売ってないんで経験積んで頑張ろうと思います。
13万円もするカメラをメモ帳代わりに使う気はないんですが、文字が鮮明に撮影されるのは嬉しいです。美術館なんかで説明パネルをサクッと撮影しておけば、後でじっくり読めますね。日本の美術館だと撮影不可が多いですが。
あと、光学望遠が200mmなので、少々離れてる物の細かい部分がキレイに撮れるのは嬉しいですね。デジタルズームだとモザイクになっちゃいますからね。
たいして観光もしてませんが、明日は帰国です。
ま、カメラに慣れるためだけの旅なので良しとしましょう。
コメント
コメントを投稿