ケータイにケースを付けるのが嫌いなので、毎回自作のステッカーを背面に貼るんですが、Galaxy Note 10+の時にMagsafe対応のワイヤレスモバイルバッテリーで充電中にバッテリーがズレないようにしたくて、無理矢理Magsafe対応にしたんです。
で。今はGalaxy S24 Ultraに機種変したんですが、これまた無理矢理Magsafe対応化しました。
この画像は今回少し改善したものなんですが、
以前はこのようにステッカーの上にMagsafe対応リングを貼ってました。でも、これだと、ケータイ握った時の感触に違和感があったんです。しかも、カメラのレンズが出っ張り過ぎてて、机の上に置いてSペン使おうとするとガタつくので、四隅にスペーサー付けてました。このスペーサーが結構頻繁に取れちゃうのも悩みでした。
なので、少し気合を入れて改善版を作ることにしました。
それがコチラです。
Magsafe対応のマグネットリングをステッカーの下に埋めました。
横から見ると、ケース並みに分厚いステッカーになってます。
マグネットリングを埋め込むには、どうしてもこれくらいの厚みが必要でした。
使ったのは、このマグネットリングです。
Amazonで買いました。時々売り切れてるし、出来の悪い偽物が多数出回ってますが、リング+下の縦の磁石が特徴です。リングだけのものは低評価のものが殆どです。
このマグネットリングを、ステッカーの下に収納するために、厚めの写真用紙を使いました。今回はスッカリ使わなくなって余ってた写真用紙を使いました。
マット紙も厚みがあるんですが、写真用紙の方が耐水性に優れているのと、表面のツルツル感が高いので持った時の感触が良いかなと思います。
この用紙に、カットラインが分かる図を印刷して、地道にカービングナイフでカットします。カットラインは、プリンタについてるスキャナでケータイ背面をスキャンして、普通紙に印刷&位置合わせを複数回繰り返して微調整しました。
マグネットリングの厚みが用紙よりも厚かったので、今回は3枚使いました。
下の図で外枠が3本あるんですが、一番外側の線が最背面、一番内側の線が最前面、真ん中の線が真ん中(サンドイッチの具の位置)です。少しだけ大きさを変えるのは、ケータイを握った時に指に引っ掛かりを感じないようにするためです。なので、一番外側の外枠もケータイの背面よりも少し小さくしています。貼り合わせたものを斜めにカットできる裁断機を持っているなら、確実にそちらの方が良いと思います。
最前面と真ん中の用紙はマグネットリングの枠もカットします。
最背面の用紙はマグネットリングの枠はカットせずに底板として使います。
ステッカー用紙に外枠とレンズ枠が分かるガイド付きのデザインを印刷します。
これも表面にコーティングシートを張った後に、地道にカービングナイフで枠に合わせてカットします。
一番内側の外枠に沿ってカットして、マグネットリングを埋め込んだ用紙の一番上に貼り付ければ、取り敢えずMagsafe対応の背面板が出来上がりです。
ケータイへの貼り付けも両面テープにしようかと思ったんですが、透明カバーフィルムが余ってたので、作った背面板を両面テープでカバーフィルムに貼り付けて、ケータイにはカバーフィルムで貼り付けました。
カバーフィルムは印刷対応ではなくカット枠を印刷できないので、普通紙にカット枠だけ印刷して、カバーフィルムの上にマスキングテープで固定して枠をカットしました。
で、完成したのがコレです。
大きい方のカメラのレンズが少しだけ出っ張ってますが、机の上においてもそれほどガタつきません。これよりも背面板の厚みが増えるとワイヤレス充電に影響が出そうなので、妥協点かなと思います。それよりも、マグネットリング貼ってます!って分かりにくいのが良い!
手に持った時の感触も格段に良くなりました。
もちろん、Magsafe対応のワイヤレスモバイルバッテリーを使って無線充電できます。
15W対応の無線充電対応なら、ちゃんと急速ワイヤレス充電になります。
Magsafeのリングスタンドも使えて便利です。
このリングスタンド便利ですね。両面マグネットなので、スチール天板の机などに固定できます。以前のMagsafe対応リングを外付けにしていた時は、リングスタンドの向きを変えるのにかなりの力が必要だったんですが、表面がコーティングシートになって摩擦係数が下がったので、楽に向きを変えられるようになりました。
このリングは付けたままワイヤレス充電できない点が残念ですが。
あと、Galaxyの便利機能のワイヤレスバッテリー共有で、GARMIN Vivomove TRENDの充電もできます。
ただ、マグネット極性の関係で、Magsafe対応のiPhoneなどだとピタッと付かないでしょうね。それもあって、GalaxyはMagsafe対応にしないのかも知れません。
まあ満足な出来なんですが、写真用紙とは言え紙なので、耐水性が気になります。
3Dプリンタが有ったら、もっと綺麗なものが作れるんでしょうねぇ。
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