ビジネス向けPCと呼ばれる軽めの作業をするためのPCではなく、セキュリティをガチガチにした専用ビジネス向けPCを使う機会ってありますか?
会社から貸与されるPCなどですね。
ただのPCを貸与する危険な会社もありますが、一般的には盗まれても何も出来ないようにガチガチにセキュリティ制限されているPCが貸与されているはずです。
このPCが大抵は持ち運べる小さめのノートPCですよね?
PCの画面じゃメール確認くらいしかやる気が起きないですよね?
なので、基本的には自宅で使う場合は外部モニター接続して大画面高解像度で仕事していると思います。
でね、この外部モニターに接続して使うという点ですが、自宅用のPCがある場合、仕事用PCのモニターを別途買うってイヤだし、なにより邪魔ですよね。
大抵のモニターなら複数の入力系統があるので、例えば
TYPE-C接続:自宅用PC
HDMI接続:仕事用PC
にして切り替えて使えば置き場所に関しての邪魔はなくなります。
でもですね。仕事環境(仕事用PCのWindows環境のことです)って、ちょっとデリケートに使いたいんですよ。とは言え、UNIX関係の仕事をしていると、ちょっとした調べごとで検索したサイトが怪しかったりってよくあるんです。仕事環境のWebブラウザで怪しいサイトに入ってみるのは嫌です。嫌だし、可能な限り避けるべきだと思います。
そんな時に、自宅PCの画面に切り替えて検索という一手間が面倒ですよね。何よりも、切り替えると、仕事用PCの画面が見えなくなっちゃうじゃないですか。エラーメッセージなどの文字列で調べたい時なんて、行ったり来たりになっちゃいますよね。
なので、理想としては、自宅PCから仕事PCにリモデして、シームレスに操作したい!
でも、ガチガチにセキュリティ制限されている仕事PCは
①ネットワーク属性をプライベートに変更できない
②ファイヤーウォールの設定は一切変更できない
③リモデサーバのプロセスを起動できない
という私の理想を全力で拒否しています。
①と②の制限があるので、同じルーターの同じSSIDに接続しても、自宅PCから仕事PCへの通信(逆もです)は出来ません。
仮に通信できたとしても③の制限で自宅PCから仕事PCへのリモデは不可能です。
絶望しながらGeminiさんに聞いてみたら、色々と設定方法を教えて貰えましたが、残念ながら私の知っている情報以上の内容は得られませんでした。
で、リモデ風に画面だけを表示させるって出来ないの?って聞いたら、
キャプチャーカードで画面は出せるよ!
って教えてくれました。
私は指ゲーしないので指ゲー画面をPCモニターに出力させたいと思ったこともないし、ゲーム画面をライブ配信したいと思ったこともないので、キャプチャーの存在をスッカリ忘れてました。
30年近く前の話ですが、キャプチャーカードを使っていたことがあります。
当時はPCIバスに直接指すボードタイプでした。
で、VHSなどで録画した映像をキャプチャーカード経由でPCにデジタル映像として残していたんです。
もはや、ソースがデジタルになった今となっては、そんな苦労は全く不要になったので存在そのものを忘れていたんです。
で、さっそくキャプチャーカードを探したんですが、いまはHDMI→USBなんですねぇ。
USBって凄いですねぇ。
で、要件として少々高めのハードルがあるんです。
4K出力・4K入力
なんです。
4Kで使うかどうかは、実際に試してみてから決めますが、仕様上4K入力できなければ試すことすら出来ませんからね。
キャプチャーカードは、Amazonでサクッと探しただけで膨大な製品が表示されました。
で、
FHD
2K
4K
の表記がある製品で4Kのものを選ぼうとしたんですが、安いものは
偽4K
なんですよ。
酷いものだと、FHDのソースを4Kサイズに拡大しただけのものだったり、ソースは4KだけどキャプチャーはFHDまでとかばかりです。
と言うのも、仕事で使うものだし、自宅で使うものなので、出来る限り出費は抑えたいんです。なので3000円程度までの製品で探してました。
当然ですが、全て要件未達です。
で、Geminiさんが教えてくれた、IO DATA制を買おうとしたんです。
というか、実際に買いました。
買った後に、製品の到着待ちの間に、IO DATAの製品ページで詳細を確認していたんですが、AMDチップセットには非対応!って書いてるじゃないですか!
Amazonの商品ページには一切そんな記載はありませんでした。
ウチのMS-S1 MAXに乗っかってるRyzen AI MAX+ 395は、ちょっと今までのAMD製CPUとは違うので、もしかすると動くかもと思ったんですが、動かずに返品するのも面倒なので注文キャンセルしちゃいました。
で、探し当てたのがこれです。正直言って、ニッチな用途の電子機器をAmazonで購入する時は、4000円以上するものはブランドや型番がシッカリと記載されているものを選びたいんですが、まあダメなら返品しようと買ってみました。
で、届いたので早速試してみました。
キャプチャー映像を録画する気は全くないので、表示にはMPC-HCを使いました。
キャプチャーするソースは毎回選ぶこともできるんですが、ソースも固定なので、オプションから標準デバイスを設定しました。デバイス名はU4 4K60です。如何にも4K/60Hzで使えそうなデバイス名ですね。
出力(ソース)の解像度は、仕事PCでモニター解像度で設定します。仕事PCの画面を貼る訳にはいかないのと、Windowsの標準設定なので画像は無しです。
更に、偽リモデのキャプチャー画面を一発で起動するためのショートカットを作ります。
/device のオプションでMPC-HC起動時に標準キャプチャーデバイスが開かれます。
/fixedsize 2679,1624 のオプションはウィンドウサイズの指定です。
取り合えす、2.5K解像度にしました。もちろん、4Kもできました。ソースも4K、表示も4Kです。
そのうち4Kにするかもですが、今は2.5Kです。
と言うのもですね。リモデと違って、シームレスな操作は出来ないんです。
ただの画面ですからね。仕事PCは、仕事PCに接続したキーボードとマウスで操作する必要があるんです。
ウチのキーボードは、ドングルの2.4GHz接続と、Bluetooth2系統の計3系統への切り替えができます。テンキーの上に切り替えボタンがあるので、一発で切替できます。
なので、キーボードは接続先さえ気を付ければ、(ほぼ)シームレスな操作ができます。
で、マウスですが、キーボードと同じように、ドングルの2.4GHz接続と、Bluetooth2系統の計3系統への切り替えができるんですが、切替はマウスの上部にあるトグルスイッチなんです。なので、 2.4GHz→BT1→BT2の順番で切り替えることになります。
2.4GHzは自宅PC、BT1はGalaxy S24 Ultra、BT2を仕事PCにしていて、切り替えが少々面倒なんです。本当に少々なんですが、キーボードの一発切替と比べると少々不便です。
なので、仕事PCの画面を参照しながら、自宅PCで検索などをする時のために、このチビマウスを常時仕事PCに接続しておくことにしました。これなら机の上にあっても殆ど邪魔にはなりません。
これで、ほぼシームレスな操作環境が出来たんですが、なぜ4Kにせずに、2.5Kにしたのかと言うと、キャプチャーの画面を自宅PCのマウスでクリックしてしまうと、表示が一時停止になるんですよ。だって、ただの映像を再生しているだけですから。更に、一時停止を解除しても表示が更新されなくなるんです。
一度MPC-HCを閉じて、一発キャプチャー画面表示ショートカットで起動すれば一瞬で復旧できるんですが、4Kの大画面だと誤クリックの確率が高そうなので2.5Kで自分を慣らしている段階です。
因みに、MPC-HCはサクッと動画を観る時にも使うんで、毎回2.5Kのウィンドウサイズで起動されると鬱陶しんですね。なので、動画を観る時用のショートカットも作成して、2つともタスクバーに並べておきました。
仕事PC画面用はリモデアイコンの右ので、動画再生用はMPC-HCアイコン(ギャラリーの右)ですね。これで一発で仕事を始められるし、ほぼシームレスな操作が出来るようになりました。
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