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バリ島に行ってきた(全体的な感想)

G/Wのベトナム以来の旅行です。
今回も初めての場所を選択。バリ島です。
でも、バリ島って観光客が多いイメージがあります。
行ったのは7月16日の水曜日。往路の飛行機は閑古鳥状態でした。
シーズンじゃないんだろうぁと思いましたが、そう言えば何でもない平日でしたね。
因みに復路の飛行機はほぼ満席でした。予めオンラインチェックインで最後列のシートを選択していたので、隣に人はいなくて広々でしたが。

で、いつもなら1日目から旅の流れを書いていくんですが、今回は先に全体的な感想を書くことにします。

先ずは悪い印象からです。

空港ですが、久しぶりに詐欺られました。
もう10年以上前に初めてフィリピンに行ったときにも同じ目に遭ったんですが、空港係員の親切詐欺です。
親切な顔をして荷物を出口まで運んでくれるんですが、出口直前でチップを要求してきます。
しかも100000ルピアものチップを要求して来ました。
あまりにも久しぶりに遭遇したので油断してましたね。完璧に私の負けです。
だって、フィリピン以外でこの手の悪事に出くわさなかったんだもん。台湾でもベトナムでも単に親切で荷物を運んでくれました。
まさか、未だにこの手の悪事が行われてる国が有るなんて驚きです。
因みに、フィリピンは空港係員への取り締まりが厳しくなって、この手の悪さはしなくなってます。
もうしょぱなからバリが大嫌いになりましたね。チップは払いましたが、ソイツを指さしながら大声で叫びつつタクシー乗り場へ向かいました。
ま、バリの空港には親切な係員など居ない考えて行動しましょう。

もう一つの空港事件は詐欺られた訳ではないですが、これも古い手口の係員の悪さです。
空港にセキュリティがいるんですが、こいつらは悪だと思ってください。
いや、悪とは言い切れない微妙なところがある手口ではあるんですが、よくあるのが持ち出しが微妙な物品の没収です。または、持ち出しが微妙な物品を見逃す代わりに金を要求する手口です。
今回私が負けたのは前者です。因みに後者は初めてフィリピンに行った帰りにやられちゃいました。
デブくて黒い女のセキュリティが、私のバッグから見えてたタバコを見つけるなり、「ライターは持ってるか?」と。
ま、持ってない方が変なので素直に出したら、「機内持ち込み禁止なので没収!」ですわ。
実際には「機内への持ち込みは自粛しましょうね」レベルなので没収は変なのですが、航空会社も空港も持ち込まれないに越したことは無いんで反対はしません。
因みに、私のライターが100円ライターなら没収はされなかったでしょう。わざわざボトム見てZippoって確認してましたからね。
でも、これも私の負けですね。セキュリティも正しい事をした訳でもあるので反論は出来ません。
とはいえ、デブの黒い女セキュリティには注意してください。

次はタクシーです。
初日は夕方に空港着で、タクシーでホテルに行くことになります。
上に書いた事件で既にプンスカ状態だった私ですが、タクシーの相場は知りません。


チケットを見ての通り金額は125です。これは、125000の意味です。
日本円で1150円程度ですね。空港からホテルまでは近からず遠からず。
とは言え大きな荷物を持って歩くような距離じゃない事は確かです。
大手町から家までの半分弱の距離なので、1000円強なら安く感じる。まあ日本ならね。
そう、実はメータータクシーを使えば半額くらいで行ける距離です。
でもエアポートタクシーなら、途中で支払う空港道路使用料らしきものも含まれてるので変わらないのかもって思ってました。最終日にホテルから空港へ行くときにタクシーを使うまではね。
帰りは丁度空港から来たタクシーがホテルの前にいたんですが、料金は100000ルピアでした。
運ちゃんに聞くと「一般的な相場だよ」とのこと。その時は既にタクシー料金の相場を知っていたので高く感じたのですが、往路ではもっと払ってたんですね。
上のチケットは行き先を告げた後に料金が手書きで書きこまれるんですが、どうやらエアポートタクシーもボッタクリ係員が居るようです。

次のタクシーも初日です。
ホテルからBali Collectionと言うショッピングスポットに行ったんですが、距離は大手町から家よりも遠い。
空港からホテルの距離と比べると3倍ほどある。
ホテルの前の道でタクシーを捕まえて「だいたい幾らくらい?」と聞くと200000ルピア程度とのこと。
1800円くらいだね。まだ初日でタクシー料金相場を知らなかったので、ま、そんなもんかと気にもせず200000ルピアを支払った。
でも、帰りに乗ったタクシーでは100000も必要なかった。
また負けた(この時点で空港とタクシーで初日から既に2回負け)。
帰りに乗ったタクシーの運ちゃんに「行くときは200000も取られちゃったよ」って言うと「メータータクシーで先に値段聞いたらダメ」「運転手の言った値段にOK出したらそれが料金になってメーター使わない」とのこと。
気を付けよう。

で、このBali Collectionの帰りに乗ったタクシーの運ちゃんと仲良くなって、翌日のチャーターをお願いしたんだけど、本人は「都合が悪いから知り合いで良いか?」とのこと。この運ちゃんは自分の車使うんで600000/日でOKなんだけど、知り合いはタクシー使うんで「タクシー料金は普通に貰う事になるよ」って事だったけど、そもそも2日目は行った先でタクシーを捕まえるのが難しい事も有るんでOKしました。

とまあ、こんな流れで続いては良い印象です。
良い印象と言っても、旅行者側が勝ったって事じゃなくてWinWinだと思えたことですね。

先ずは2日目のタクシーです。
初日に友達になった運ちゃん(WEさん)の知り合いの運ちゃん(DARMAさん)ですね。
DARMAさんはツアーサービスもするタクシー運転手なので、色んな場所を知ってました。
勿論、観光客を連れていけば本人にマージンも入る訳ですね。
コッチの予定はと言うと、ネットで探した行ってみたい場所多数なんですが、中には「行ってみたい場所」では無くて「行ってみたいカテゴリ」も沢山あります。要するに「似たようなトコなら構わない」んですよ。なら、DARMAさんにマージンが入る方がお互い良いでしょう。しかも、行きたかったけど場所が良く分からなかった伝統舞踊のシアターにも行けたし、知らなかった激ウマコーヒーや滝にも行けた。
ま、通常のタクシー料金でチャーターしたんで12000円くらいになったけど、タクシー貸し切りで朝8時から夜23時くらいまでなら高いとは思わない。DARMAさんにとっても十分に儲かってる。

続いては市場です。
観光客がツアーで行くようなお土産屋さんは普通にスーパーマーケットです。店員が売り込んでくることも無くて、普通の観光客がのんびり買い物するには良いでしょう。私には少々物足りません。
でも、ホテルの周辺や街中にあるローカルっぽいけどお土産売ってる市場は半端ない。ベトナムのベンタイン市場さながらに売り込み合戦してます。これが好きでローカル市場に行っちゃうんです。
欲しいものには金を惜しまない私は、市場の人にとってはメンドクサイけど儲かる客です。
こういうのが欲しい(今回は伝統舞踊の絵が描かれてるTシャツ)って言うと、ベンタイン市場と同じようにおばちゃんがアチコチの店に駆け回ります。「ちょっと待ってて見つけてくるから。動かないで」って。
で、欲しいと思ったものを持って来て貰うと少々値段が高くなります。ベンタイン市場だとTシャツの値段は据え置きで、頑張った分をチップでくれって流れだったんですが、バリでは品物の値段に上乗せする流れのようです。
Tシャツの値段はかなり幅が有って、商品のクオリティで200円〜1000円くらいの幅が有る。
しかも、同じものでも市場によって値段が全く違う。ジョゲールって有名なショップが有るんですが、その向かいに激安Tシャツ屋が並んでます。100円でTシャツ買えますが、タグと実際のサイズが違ってたりするので、私のように着る予定が無い人以外にはお勧めしません。
で、見付けて来て貰うと確かに高い。2500円とか700円になっちゃう。ま、700円なら私は気にならない。
でも、2500円は有り得ない。まずは500円で交渉開始、最終的に1200円くらいに落ち着くって感じですね。
ま、1200円くらいで買ったTシャツは一目見て買わずに帰りたく無いって思えたんで1200円なら問題なしですね。

次に初日の友達になった運ちゃん(WEさん)です。
3日目に私流徒歩の旅を計画してたんですが、初っ端はかなりホテルから遠いところだし、なにより超ローカルな朝市だったんです。なので6時にホテルに来てもらって市場に行ってもらいました(タクシーじゃなくてWEさんの車でした)。早く着いたんで朝飯でも食おうと言うことになって食べたんですが、朝食代はWEさんが払ってくれました。
で、ここから徒歩の旅を始める私に、朝食代は払っとくから気を付けてねと。
え~と、ここまでの料金(タクシーじゃないけど)も払わずにサヨナラする訳にいきませんよ。
タクシー料金より少々大目に渡してから徒歩の旅に向かいました。
WEさん人良すぎです。


とまあ、良いトコも悪いトコも感じてきました。
空港係員の悪事は入国早々に観光客が嫌な思いをすることになるので厳しく取り締まって欲しいですね。

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